沖縄旅第三弾、最終回はLCCでカメラ機材を持っていくときの方法・注意点をご紹介!
特に厳しい(という噂の)ジェットスターで沖縄を往復したので参考になるかと思います。
海外に持っていく(ルフトハンザ編)場合は下記記事を!
ジェットスターの手荷物制限
今回、初めてLCCに搭乗しました。
それも手荷物に対して厳しいという噂のジェットスターです。
手荷物の制限
LCCの手荷物の制限は各社だいたい共通です。
機内持込手荷物は身の回り品含め2個、合計7kgまで。オプションで2個、合計14kgまでOKです。
ジェットスターの持込可能サイズは高さ56cm×幅36cm×奥行23cmまでで他社より奥行きが1cm小さいです。
サイズ的にはPeakDesignのトラベルバックパック45Lは公式では奥行き24cmなのでギリアウト。。。
正直奥行き1cmならなんとかなりそうですが、重量的にもバック単体で2kg、カメラキューブ入れると2.7kgになるので却下しました。
身の回り品には財布やスマホ、鍵、モバイルバッテリー、予備電池も含むのでかなりカツカツになります。
預け入れ手荷物の制限
今回のチケットでは1個、10kgまで(オプションで40kgまでとありますが、航空機の機種によるのでチケット要確認)ということで、着替えだけなら余裕です。
とはいえ、念のためと思って三脚を入れてました。これで7kg弱になりました。
機材選定
では機材選定です。
今回のメインはホエールウォッチングでした。
ということで、望遠は必須と考えEF70-200 F4Lとエクステンダーx2は確定。
続いて、行程を考えたとき街撮りスナップが多くなることは自明だったわけです。
なら単焦点より便利ズームのほうが個人的にはいいかな、と思い24-105 F4Lを持っていこうと考えました。
あとは超広角側として、大好きなEF17-40mm F4L!と思ったのですが、仮に夜晴れたら星も撮りたい(贅沢)と思ったのと、美ら海水族館は暗いのでF4よりF2.8のほうがいいのでは?と思い直し、SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSMという激重レンズを選定。
超広角が好きなので妥協したくなかった。。。
で、5D3を詰め込んで、モバイルバッテリーやら予備バッテリーやら財布やらも詰め込んだらあっという間に7kgオーバー 爆
トラベルバックパックが重いので普段使っているナショジオのバッグに変更、これで6.95kg。。。
ここで良からぬ思考に・・・
ミラーレスにしたら軽くなるんじゃね?
R6 Mark IIが発売されたけど、R5と比較してどうよ?あ?暗部とか星には高画素のR5よりR6のほうがええんちゃうん?
R6 Mark IIなら手が出るお金はあるよな?
EF 24-105 F4Lをマップさんにドナドナしてもいいんじゃね?いまI型だし、RFにすれば画質も良くなるし・・・
しかもRF24-105mm だとズームロックあってPeakdesignのキャプチャー使っても苛つかないよ?
と、自分を説得する理由が続々と出てきて・・・
気づいたらポチッとな( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
というわけで、R6 Mark IIと24-105がEFからRFに、EF to RFのマウントアダプターと機材が最新化・軽量化されました←
カメラバッグのカメラ・レンズ類は以下のとおりです。
PeakDesignはCapture Pro(キャプチャーの2代目)から愛用して約10年。
ストラップもSLINGで、カメラとテックポーチのストラップとして共用しました。
主にテックポーチは機内で使うもの+貴重品、カメラバッグを車においてコンビニとか入る用のバッグとして持っていきました。
大学時代に財布を尻ポケットに入れて紛失した苦い経験から、絶対バッグに入れて持っていく派です。自分が一番信用ならん。
テックポーチの中身は以下のとおり。
カメラバッテリーはカメラに入っているLP-E6NHとLP-E6Nの2本、預入手荷物に充電器を入れた体制です。
メモリカードはPrograde Digital Cobaltの64GB2枚挿しで、予備なし。RAW+Jpegでも2,000枚は撮れるので問題なし。
RC-6はお守り代わり。夫婦でセルフィー、暗いところでの振動対策の用途。
ここでポイントは重量計。重量制限があるのでこれは必携です。後述します。
これで重量6.8kgになりました。
空港でのチェックイン、重量チェック
成田空港:ジェットスターの場合
預入手荷物
第3ターミナルのジェットスターカウンターへ行き、預入手荷物を預けます。
オンラインチェックインもしましたが、預入荷物がある場合は無人カウンターにあるチェックイン端末でチェックインし、預入荷物の荷札を発行します。
その荷札を預入荷物に貼り付けて、無人カウンターのベルトコンベアに載せ、指示に従ってチェックインすると重量が計測され自動で預けられます。
機内持込手荷物
噂ではチェックインカウンターと搭乗ゲートでチェックされると聞いていましたが、3つ以上持っている人は2つにまとめてくれ!というアナウンス以外、特にチェックなしでした。
持っている荷物が明らかにサイズオーバーに見えたり、重そうな場合はわかりませんが、特にチェックはありませんでした。
沖縄那覇空港:ジェットスターの場合
那覇空港はしっかりチェックされました。
預入手荷物
チェックイン端末で荷札を発行するまでは同じです。
その後、有人カウンターに持っていって重量計に乗せてチェック。(2人とも8kgでセーフ)
機内持込手荷物
その流れで「機内に持ち込む手荷物もここに乗せてください」と促されカウンターの重量計に載せます。
2人の場合は7kg*2名で計14kg、計4個の持ち込みがOKと聞きました。(人に拠ると思うので1人7kg、2個は守ったほうが安牌です)
その後、計量してOKをもらうと持込用の荷札をグラウンドスタッフに付けられて「チェック済み」の証跡とされました。
スマホはジーパンのポケット、セーターとジャケットは手で持ってましたがノーカウントでした。
スマホも大型化して重いので可能な限りジーパンのポケット等に入れておくと良いです。
「スマホなんて200gもないでしょ」といっても6.8kgに200g足せば馬鹿にできないです。
重量計は必携
テックポーチの中身でも書きましたが吊り下げ式重量計を持っていきました。
往路と違って復路はお土産が増えます。
さらに有人カウンターでは先に預入手荷物を測ってから、持込手荷物の計量があり、持込から預入に変更ができない「いやらしい」仕様になってます。
なので、預ける前にそれぞれの荷物を計量して不備がないようにしておくのが、余計な出費をしないためにも必要です。
チェックイン時の重量増は高額なので、なかなかいやらしい。。。
ここでオプション払えばいいや、という方は気にしなくていいですが、LCCなのでできれば安価に済ませたいですよね。
↑これで測って、カウンターで測った数値と同じになったので精度はいいです。
空港のカウンターにも重量計はありますが・・・混んでいたら時間を浪費するので持っていたほうが安心です。
まとめ
正直、写真をしっかり撮ろう!後悔したくない!と思う場合は重量オプション付けたほうが良いです(この記事の意味よ。。。w)
三脚は長さ制限もあるので預入手荷物にするのは既定路線なんですが、今回の内容で6.8kgとギリギリなので・・・
今回諦めた機材としては
- KANIの150mm角型フィルター類
- 単焦点(35mm F2、50mm F1.8)
- 予備バッテリー1個
- バックアップ用のノートPC、カードリーダー
と重量物のオンパレード。
今回行程を考えたとき、じっくり風景写真を撮れないよなと思ってフィルター類は諦めましたが、次回以降はそうじゃないかもしれません。
SDカードの中身をPC経由でSSD等にバックアップしておきたいというのもあります。(念のためですが)
そうなると10kgならなんとかなりそうですが、7kgは本当に余裕がない。。。
LCCだから仕方ないんですが。
そうなると、LCC→フルキャリアにするか、重量オプション付けたほうが写真を撮りに行く上では良いと思います。
個人的にペリカンケースに入れて預入手荷物にする勇気はない。
どんな撮影でもそうですが、撮影の計画をしっかり立てて旅に出る思考を鍛えようと思います。
コメント