chromebookを使い始めて約半年のろべ(robe_photo_r11)です。
情報のほとんどがGIGAスクールで購入➝使い道に困った人のもので、ツカエネーみたいなものばかり・・・
用途を絞れば「安価」「(物理的に)軽い」ので良いのですが・・・
そんなchromebook、めっちゃええで!というレビュー記事になります。
chromebookは非力!
正直、写真趣味のメイン機として使うには「ツカエネー」です。間違いなく。
- 編集ソフトでLightroom Classicは使えない(Android版のLitghtroomは使える)
- ローカルストレージは機種によるけど写真保管には向かない
- Google Photoがあるやん!といっても、無償15GBじゃどうにもならない
- そもそも軽いOSなので、CPUもメモリも必要最小限しか積んでなく、重い作業向きではない
メイン機として、WindowsやMacの現像環境がある人がサブ機として使用するのが前提です。
管理人がchromebookを購入した理由
現像機の環境
私の現像環境については自作のWindows11機があります。
ちなみに中学時代(Pentium3/WinMe)から自作erなので、そこそこオタク・・・今の仕事にも活きてるからある意味天職。
- MB: ASUS Prime Z-370A
- CPU: Intel Core i7-8700
- RAM: DDR4 16GB
- SSD: M.2 500GB(OS/システム領域用)
➝別途500GBのSATA SSDにLightroomのカタログファイルを格納、外付けHDD4本(合計4TB)にRAWとJPG、現像したJPGファイルを格納。 - ODD: DVD-RWドライブ(このODDは20年前の自作機からずっと流用)
- GPU: NVIDIA RTX3060-12GB(2023年にGTX660Tiから換装)
2018年に更新して6年。。。i7-14700で更新しようと思ってましたが、13/14世代のCore i7はどうもIntelがやらかしていて見送り。
今はRyzen7での更新を画策中・・・TSUKUMOのセール時期いつだったっけ?w
chromebookの決め手
2014年にサブ機が欲しくなってLenovo X1 Carbon(Core i5)を購入しました。
が、Lightroom4時代に現像はできるも、サクサクという感じではなくなんとかできるというレベルでした。
というか、あまり外出先で現像しない・・・大学の同窓会で撮って直ぐプリントアウト(コンビニプリント)したくらい・・・
他にもNexus7➝Kindle Fireタブレットと、電子書籍用端末を所有していました。
ドロタブ、Fireタブレットだと非力すぎてブラウジングもなかなか難しい。バッテリー持ちも悪くなったし・・・
Kindleが読めて、
動画(アマプラ、YouTube)がオフラインで見られて、
外出先でSDカードから吸い上げてバックアップが取れて
ブラウジング・サイト更新ができる端末が欲しいなぁ。
できれば10-11インチで物理的に軽い物。
そしてもちろん安いのが前提!
Fireタブレット、ドロタブも考えましたが、外出先での写真バックアップができるか不透明だし、サイト更新は厳しそう。
iPadはAppleなので却下、というか高い。
Surface Proもずっと「いいなぁ」と見てましたが、スペックの割に30万近くなるので決断できず。
しかもSurface9からはArm版になったことでLightroom Classicも動かせない。。30万近くするのに。
それで調べていた結果、Lenovo Ideapad Duet 370なら要望満たせることに気づきました。
- KindleはAndroidアプリで閲覧可能
- 動画もAndroidアプリで閲覧可能
➝飛行機移動のときもDL、オフライン鑑賞できるので個人モニタなしの飛行機でも飽きない - USB 3.2 Gen 1 (Type-C)が2ポートあるので、SDカードリーダーと外付けSSDをハブ無しで接続、バックアップ可能
- ブラウジングは当たり前だけどchromeのフルブラウザを使用可能、メイン機と諸々同期できるのでお気に入りの入れ直し等もなし
- フルブラウザを使用可能なのでサイト更新も余裕。現像後の写真ファイルもOnedriveに入れているので、現像さえ終わってしまえばchromebookでサイト更新可能
現像する!という部分を完全に切り捨てれば、ドンピシャでした。
外出先でのバックアップ
Kindleとか動画閲覧については写真趣味とは関係ないので割愛。
一度旅行先でDAZNでガンバの試合も見ましたが、スマホより当たり前に見やすくて大変満足しました。
本題、写真のバックアップについては、Win/Macとあまり変わりません。
カードリーダーとバックアップ先の外付けSSDをUSBで挿して、「ファイル」アプリを起動。
あとはフォルダ/ファイルを選択→コピー➝バックアップ先に貼り付けでOK。
トラックパッドを使うならドラッグ・アンド・ドロップでOKです。
USB3.2 Gen1なので5Gbpsでの高速移動が可能。(CPU/RAMの上限があるので5Gbpsにはならないですが、USB2.0時代よりは速いです)
SDカードを信用していないわけではないですが、せっかく撮った写真の消失ほど辛いことはないですからね。
サイト更新
主にこのサイトの更新。
記事を書く、ということは少ないですが、Wordpressを使用しているので緊急のパッチ適用/アップデート、リンク切れ対応、写真の差し替え、誤字脱字の修正等々、スマホでもできなくはないけどフルブラウザでやりたいことができます。
キーボード/トラックパッドはペラペラで底突きもしますが、ソフトウェアキーボード/タッチより数百倍マシ。
Bluetoothのキーボード/マウスも接続できるので、お気に入りのI/Fも使用できます。
クラムシェルモード(デスクトップモード)への手動切替方法もQiitaにあるのでご参考まで。
LCCでも軽いから持っていける
2024年GWの小豆島旅に持っていきました。
このときのレンズは重量級でしたが、カメラバッグはNYA-EVO Fjord26で軽量なカメラバッグにしていたおかげで、少し余裕がありました。
ただ、デタッチャブルのキーボードは念の為外して預入荷物にイン。タブレット化したIdeapad Duet 370を入れて6.8kgにしました。
タブレット化したIdeapad Duet 370は534g(実測値)なので、いろいろなタブレットの中でも軽量です。
▼そろそろ更新しようかなと思ってますが、LCCにカメラを持ち込む記事▼
chromebookをおすすめする人/できない人/chromebookの弱点
以下の項目に複数当てはまる人はオススメです!
- 安価な端末が欲しくてApple信者じゃない人
- 写真現像しない人
- 電子書籍/動画閲覧をスマホではなく少しでも大きい画面で見たい人
- メモリカードから外付けSSD/HDDにバックアップしたい人
- ブログ更新等、フルブラウザを使用したい人
逆にオススメしない人は・・・
- Apple信者の人
- メイン機として欲しい人
- 写真現像、動画編集をしたい人
- モッサリ動作を一切許せない人
BADの項目はchromebookの弱点でもあります。
それともう1点、大きい弱点としてインターネット接続が前提のシステムということです。
Kindleも動画もダウンロード/オフラインが前提になりますし、写真バックアップはローカルのインターネットを使用しない作業なので問題ないですが、サイト更新は当たり前ですが、ブラウザを使用するにはインターネット接続が必須です。
テザリングや公衆Wi-Fiをしようできれば問題ないですが、銀行振込等、セキュリティを担保したいときに公衆Wi-Fiは流石にリスキーです。
google VPN等、VPN接続環境があれば多少安心ですが・・・
また、自宅のインターネット環境が安全か?という点もありますが。
まとめ
一長一短ある、という言葉を理解できるシステムだなと言う感想です。
正直Appleでシステムを構築している場合、全く参考にならない内容だなと思います。
iPhone + MacBook + iPadであればもっと高度に同期・使用できると思いますし、完成度が高いです。
ただ初期Macユーザで重すぎてクソ➝自作erという経歴なので、Appleに返ることは・・・自作er引退時くらいじゃないかなと思います。
Pixel + 自作Windows11 + chromebookという、MS、Google奴隷なのでこのシステムは個人的に刺さってます。
写真界隈はAppleユーザーが多いので、Windowsユーザーにこの記事が刺さればいいなぁ。
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