2024/06/22『贅を堪能する 大人の列車旅』に写真を提供しました!

山でのカメラ持ち運び~PeakDesign Capture Pro~

レビュー
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デジタル一眼レフを持って登山という場面で困ること。

「カメラどうやって持って行こう・・・」

コンデジならケースをザックのショルダーベルトに着けたり、サコッシュやチェストバック、ヒップベルトのポケットに入れて持ち歩けますが・・・

当然私も困ってました。

ストラップ首掛け、小さいカメラバッグをチェストバック風にしたり、thinktank PhotoのSkinシリーズで腰掛けにしたり・・・

どれも登山自体に支障が出ました・・・

そして3年位かけて調べまくり、一つの答えを見つけ出したのご紹介します!

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それぞれの弱点

これまで試行した方法の弱点を出してみます。

ストラップで首掛け

◎撮りたい時に撮れる

×カメラの重さで首が痛い

×腹辺りでブラブラ→ボディブロー食らう状態

×カメラがホコリまみれ

LowProのAWシリーズ(レインカバー内蔵)カメラバッグを左右のショルダーベルトに固定

◎首への負担なし

◎雨降っても、埃っぽくてもカメラは保護される

○撮りたい時に撮れる

×足下が見えない

×よじ登る時、膝がカメラバッグに干渉する

×落下防止としてカメラストラップを結局首掛け

thinktank PhotoのSkinシリーズ(レインカバー付き)で腰掛け

◎首への負担なし

◎雨降っても、埃っぽくてもカメラは保護される

○足下は見やすい

×カメラが重いため、ずり落ちてくる

×カメラを掛けた反対側の腰骨が痛い

×身体から離れる分、引っ掛けやすい

改善したい点

  • 身体への負担減
  • 足下を見やすく
  • よじ登る時に身体への干渉を無くす
  • カメラを保護

これらを解消する方法を探して探して探して・・・

結果ショルダーベルトへの固定という結論に至りました。

カメラの保護という点では、レインカバー等を巻きつければ良いやということで、優先順位は低めです。

Peak designとb-grip

固定できる製品としてはPeakdesignとb-gripの2種類ありました。

両製品を比較すると↓のような感じ。

  • 価格は同程度
  • 両方三脚用のネジ穴に固定器具を装着
  • 固定器具の互換性という点ではb-gripは三脚使用ができなくなる(別途アダプタ等で回避可能)
  • 物理的な大きさはPeakdesignの方が小さい
  • 撮る際の動作としてはb-gripの方が単純

この中で決め手になったのは三脚部分。

山に登ってる最中は三脚はあまり使用しませんが、停滞時とか休憩時は三脚を使います。

特に夜、星を撮る際は必須。

使うときに外せばいいとは思ったんですが、紛失が怖いので極力そのリスクは負いたくないですし。

ということでPeakdesignに決定です。

Peak Design Capture Pro

CaptureとCapture Proがありますが、Capture Proにしました。

メイン機がフルサイズであること、数千円でProにしとけば良かった・・・という後悔はしたくないこと等が理由です。

購入&開封!

中に本体の他、スタッフサックや工具が入っています。

プレートを左上の赤いボタンを押しながら上へスライドして外します。

そしてカメラの三脚用のネジ穴へアーレンを使って固定します。

このプレートについては、マンフロットのRC6互換にすることもできますし、そもそもアルカスイス互換プレートです。

→アルカスイス互換雲台付き三脚も購入しました。。。

※や、登山用にカーボン三脚でコンパクトなのが欲しかったので^^;

カメラ+プレート側はOK!

クリップの方をザックにそうちゃ・・・あれ?

挟めない・・・

なぜ?

落とし穴

なんと製品添付の固定ネジでは登山ザッククラスの厚さのショルダーベルトは挟めません(# ゚Д゚)

なんてこった/(^o^)\

どうもトレラン向けのザックや薄い生地ならば問題ないようですが、トレッキング向けのザックだとネジの長さが足りないようで・・・

同じ落とし穴に落ちたユーザも多く、ぐぐったら解決策が・・・

「別売りの長いネジを買う必要がある」

早速、アキバのヨドバシで買ってきました。

比較すると↓

こんなに違うんかい・・・

ウリなんだから添付しといてよ・・・

で、長いネジを使ってザックに挟むことができました。

ちなみに下の2つのザックで使用できました。

・カリマー ridge40

・カリマー track25

レビュー

Capture Proを使って瑞牆山、尾瀬至仏山、那須岳と登ってきました。

そこで感じたことを・・・

◎カメラの重さは感じない

◎撮りたい時に撮れる

◎足下もよく見える

○よじ登る際身体に干渉しにくい(レンズに依る)

○身体への負担は感じない

×カメラの保護・・・瑞牆山でガリ傷・・・( ;∀;)

レンズについてはthinktank Photoのスキンシリーズで1本(超広角)、ブロワー等の小物を持ち運んでますが、500g程度であれば負担は少ないです。

望遠(70-200mm F4)については防水のスタッフサックに入れてザック内収納としました(望遠はあまり使わないので・・・)

常用は24-105mm F4のため、歩いているうちに前玉の自重で最大ズームになるという弱点もありますが、防水保護のラップやシェルを使えば回避できそうです。

念のため落下防止のためにストラップ首掛けにしてますが、こちらも回避策ありそうです。

またカメラの脱着については、少し慣れが必要です。

イメージビデオみたいに片手でカチャってするのはコツが必要です 笑

まとめ

これはオススメです!

slideというストラップの他、グリップベルトも購入を考えています。

kickstarterで募った製品・企業で、今後も面白い製品が出てきそうで常にチェックしてます。

日本だとamazon、ヨドバシ、銀一等で購入可能です。

コピー製品も出てますが、Peak designのものを買いましょう。

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