リクエスト?があったのでカメラ解説記事書きます( ´∀`)
4月だし、デジイチ初めて買った!って方もいらっしゃるのではないでしょうか?
けど、よう分からん!って方もいると思うので、自分の復習も兼ねて撮影モードの解説を書きます!
撮影モード
せっかくデジイチ買ったのに、オート撮影はちょっともったいない・・・
いや、高価な技術の詰まったオートなので、ダメってこともないのですが・・・弱点もあるので・・・
やっぱ自分でコントロールして撮りたいですよね。
かと言って、全部マニュアルで撮るのも難しいです。
そこで1/3くらいマニュアル、2/3くらいオートというモードを紹介します!
・絞り優先オート
・シャッタースピード優先オート
この2モードについて、解説していきます!
写真の明るさを決める要素
写真の明るさ、つまり露出を決める要素は3つあります。
・絞り(F値)
・シャッタースピード
・ISO値
なんだ?と思う方もいらっしゃると思いますので、それぞれ以下のように解釈して下さい。
(イコールではないですが、ニアリーイコールではあると思います)
・絞り(F値)→背景のボケ具合
(数字が小さいほどボケる、数字が大きいほどシャープ)
・シャッタースピード→切り取る時間の長さ
(時間が短いほど一瞬を切り取れる、長いと星も線になる)
・ISO値→感度
(ISO値が小さいほどノイズは少ないが暗いところではブレやすい、大きいほど暗いところでブレづらくなるがノイズが多い)
この3要素のバランスで、ちょうどいい明るさを調節します。
※フィルム時代はISO値というのはフィルムで決まったので、フィルムごとに固定の値でした。
※晴れの日向→ISO50~100、日陰や曇天→200~800、夜景→800~1600など、撮る明るさに応じて選んでました。
このことを念頭に置いて、モード紹介です!
絞り優先オート
カメラ上部のモードダイヤルで合わせます。
・キヤノン:Av
・ニコン:A
・ペンタックス:Av
※その他のメーカーのカメラをお使いの方は、取扱説明書の「モード選択」の項目をご覧ください。。。
上の説明の言い方をすれば「ボケ優先オート」です!
ISOをオートにして、ボケ具合を調整すれば、シャッタースピードはカメラが計算して決めてくれます。
<作例>
これはコスモスだけをくっきりさせて、他はボケさせて際立たせたい!と思い、絞り優先でF値を調節して撮りました。
逆に遠くまでクッキリシャープに撮りたい!という時はF値を8~11にして画面全体をシャープに撮る時もあります。
シャッタースピード優先オート
・キヤノン:Tv
・ニコン:S
・ペンタックス:TAv
こちらは「時間切り取り優先」オート・・・語呂が悪い・・・(;・∀・)
ISOオートにして、どれくらいの時間シャッターを開けていればいいかを決めれば、F値はカメラが計算して決めてくれます。
<作例>
船の航行スピード(目測)に合わせて流し撮りしました。
流し撮りの場合、「1/移動速度(km/s)」がブレない目安になるそうです。
時速60km/hの車を撮る時のシャッタースピードは1/60sです。
シャッタースピード優先オートで撮ったわけではないですが、この写真もシャッタースピード優先オートで撮影できます。
滝なら2秒程度でも白糸のようになります(ブレないように三脚や固定が必要)
プロでも使います
プロの場合、フルマニュアル(Mモード)なんじゃないの?と思われる方もいると思いますが、プロも絞り優先やシャッタースピード優先を使いこなして撮られています。
もちろん露出補正をしないと、白いものは暗く、黒いものは明るく写ってしまいます。
この辺りを意識して露出補正をして、絞り優先・シャッタースピード優先をトライしてみてください!
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絞り・シャッタースピード・ISOについても分かる記事ですが、メインは「被写界深度」について書いています。
こちらも読んでいただけると幸いです。