2024/06/22『贅を堪能する 大人の列車旅』に写真を提供しました!

撮影モード

カメラ・写真知識
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リクエスト?があったのでカメラ解説記事書きます( ´∀`)

4月だし、デジイチ初めて買った!って方もいらっしゃるのではないでしょうか?

けど、よう分からん!って方もいると思うので、自分の復習も兼ねて撮影モードの解説を書きます!

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撮影モード

せっかくデジイチ買ったのに、オート撮影はちょっともったいない・・・

いや、高価な技術の詰まったオートなので、ダメってこともないのですが・・・弱点もあるので・・・

やっぱ自分でコントロールして撮りたいですよね。

かと言って、全部マニュアルで撮るのも難しいです。

そこで1/3くらいマニュアル、2/3くらいオートというモードを紹介します!

・絞り優先オート

・シャッタースピード優先オート

この2モードについて、解説していきます!

写真の明るさを決める要素

写真の明るさ、つまり露出を決める要素は3つあります。

・絞り(F値)

・シャッタースピード

・ISO値

なんだ?と思う方もいらっしゃると思いますので、それぞれ以下のように解釈して下さい。

(イコールではないですが、ニアリーイコールではあると思います)

・絞り(F値)→背景のボケ具合

(数字が小さいほどボケる、数字が大きいほどシャープ)

・シャッタースピード→切り取る時間の長さ

(時間が短いほど一瞬を切り取れる、長いと星も線になる)

・ISO値→感度

(ISO値が小さいほどノイズは少ないが暗いところではブレやすい、大きいほど暗いところでブレづらくなるがノイズが多い)

この3要素のバランスで、ちょうどいい明るさを調節します。

※フィルム時代はISO値というのはフィルムで決まったので、フィルムごとに固定の値でした。

※晴れの日向→ISO50~100、日陰や曇天→200~800、夜景→800~1600など、撮る明るさに応じて選んでました。

このことを念頭に置いて、モード紹介です!

絞り優先オート

絞り優先オート(キヤノン)
絞り優先オート(キヤノン)

カメラ上部のモードダイヤルで合わせます。

・キヤノン:Av

・ニコン:A

・ペンタックス:Av

※その他のメーカーのカメラをお使いの方は、取扱説明書の「モード選択」の項目をご覧ください。。。

上の説明の言い方をすれば「ボケ優先オート」です!

ISOをオートにして、ボケ具合を調整すれば、シャッタースピードはカメラが計算して決めてくれます。

<作例>

EOS 5D3 + EF 17-40mm F4L / F5.6 / SS1/160s / ISO100 / 40mm
EOS 5D3 + EF 17-40mm F4L / F5.6 / SS1/160s / ISO100 / 40mm

これはコスモスだけをくっきりさせて、他はボケさせて際立たせたい!と思い、絞り優先でF値を調節して撮りました。

EOS 5D3 + EF 17-40mm F4L / F11 / SS1/40s / ISO100 / 17mm
EOS 5D3 + EF 17-40mm F4L / F11 / SS1/40s / ISO100 / 17mm

逆に遠くまでクッキリシャープに撮りたい!という時はF値を8~11にして画面全体をシャープに撮る時もあります。

シャッタースピード優先オート

シャッタースピード優先オート(キヤノン)
シャッタースピード優先オート(キヤノン)

・キヤノン:Tv

・ニコン:S

・ペンタックス:TAv

こちらは「時間切り取り優先」オート・・・語呂が悪い・・・(;・∀・)

ISOオートにして、どれくらいの時間シャッターを開けていればいいかを決めれば、F値はカメラが計算して決めてくれます。

<作例>

EOS Kiss X4 + EF-S 55-200mm F3.5-5.6 / F8 / SS1/13s / ISO400 / 123mm
EOS Kiss X4 + EF-S 55-200mm F3.5-5.6 / F8 / SS1/13s / ISO400 / 123mm

船の航行スピード(目測)に合わせて流し撮りしました。

流し撮りの場合、「1/移動速度(km/s)」がブレない目安になるそうです。

時速60km/hの車を撮る時のシャッタースピードは1/60sです。

EOS Kiss X4 + EF-S 18-55mm F3.5-5.6 / F18 / SS20s / ISO100 / 18mm
EOS Kiss X4 + EF-S 18-55mm F3.5-5.6 / F18 / SS20s / ISO100 / 18mm

シャッタースピード優先オートで撮ったわけではないですが、この写真もシャッタースピード優先オートで撮影できます。

滝なら2秒程度でも白糸のようになります(ブレないように三脚や固定が必要)

プロでも使います

プロの場合、フルマニュアル(Mモード)なんじゃないの?と思われる方もいると思いますが、プロも絞り優先やシャッタースピード優先を使いこなして撮られています。

もちろん露出補正をしないと、白いものは暗く、黒いものは明るく写ってしまいます。

この辺りを意識して露出補正をして、絞り優先・シャッタースピード優先をトライしてみてください!

関連記事

絞り・シャッタースピード・ISOについても分かる記事ですが、メインは「被写界深度」について書いています。

こちらも読んでいただけると幸いです。

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