covid-19がなかなか落ち着かず、撮影に行けない日々が続いております。。。
そんな中ではありますが、6月末に1年延期した結婚式を挙げましたm(__)m
様々な事情もあって呼んだ人みんな出席!とはいきませんでしたが、しっかりと感染対策をして挙げることができました。
式場スタッフの皆様、ご参列いただいた皆様には本当に感謝です。
そんな結婚式に合わせて夫婦ともども写真・カメラ好きなので、前撮りをひと気のない時間に星をバックに撮りたいね、と延期した時間も含めて1年半くらい色々練って練って寝かしてました(オイ
星撮りは数をこなしてきましたが、星空ポートレートは初めての記録を残しておきます。
撮影場所
撮影場所の候補はいくつかありました。
ただ星景写真とは違って自分たちが主役のポートレート写真なので、風光明媚な場所ではなく、星がよく見える場所でなにもない場所を選びました。
そしてやっぱり天の川は入れたい!ということで房総半島・九十九里浜を選定しました。
GPVとPhotopills、サンサーベイヤーというアプリ総動員で天の川の位置、月の出も計算しての場所選びは結果的に大成功でした。
星空ポートレイトで使ったもの~ストロボ周り~
星空ポートレイトということで、星景写真のように撮ると肝心の人物は真っ黒ですし、人に合わせて露出をすると星空は飛んでしまいます。
ということでストロボをを使用しました。
ただ、ストロボ光は星空に合わせて色温度を合わせると人の顔色が青くなってしまいます。。。
逆に人の顔に色温度を合わせると今度は星空がオレンジがかってしまいます。。。
そこで使用したのがストロボフィルターです!
星空は5000K ~6500Kくらいの青いのが好み。
それに合わせて人の顔を自然に(語弊はありますが)見せるために3200K(1段階ロス)オレンジフィルターを使用しました。
このあたりはイルコさんのYoutubeをよく見て参考にして実践しました。
それと光を拡散させたかったのでソフトボックスとスタンドも。
星空ポートレイトで使ったもの~カメラ~
使用したカメラはEOS 5D Mk.III。後ろで入場MV用にタイムラプスを撮ってましたが、こちらはKiss x4。
レンズはSIGMA 14-24mm F2.8 Artです。
持っている機材の最高のものを使ったという感じです。
そこにストロボの送受信機、レンズヒーター、Canon純正の赤外線リモコンという装備で臨みました。
セッティング
トライアンドエラーを繰り返して下の写真のような形になりました。
角度的にはレンブラント風?汗
カメラのセッティングは、以下のとおり。
- ピントは妻に立ってもらって、妻の目にピントを合わせました
- シャッタースピードを稼ぎたいけど、ボケさせたくない。。。ということでF値は少し絞って3.2
- 天の川もシャッタースピードも、けどノイズは最小限、ということでISO3200
- ストロボは1/32~1/128でちょうどいいところを何度か撮って決め、最終的に1/128だった気がする
- 色温度はカスタムで6500K固定
それで撮れたのが以下の写真(本番写真じゃないですし、モザイク処理済みw)
反省・・・
このときの自分たちのベスト写真は撮れたと思いますし、完璧!と思いました。
が、いざ現像を始めると思うことはあります。。。
- 斜め前の1灯しか焚けなかった(手持ちストロボ1個・・・)
- シャッタースピードとISO感度はもう少し詰められたんじゃない?
- もう少し波打ち際まで行っても良かったんじゃない?
- 14mmで撮ってたけど、24mmとか35mmも試して良かったんじゃない?
2灯あれば立体感あったのかな?とか、構図とかもっと煮詰められなかったかとか、色々出てくるんですよね。
納得はしたけど、もっと!って 笑
蛇足~プリントアウト~
前撮り写真をウェルカムボードにするつもりだったので、銀座CREATEで印刷をお願いしました。
CREATEでプリントアウト、憧れだったんです。
それもアクリル仕上げって最高にきれいじゃないですか!
A3ノビ、アクリル仕上げで20,000円弱。
結婚式ということで金銭感覚狂ってましたが、最高にいい仕上がりになり、ゲストの方からも大好評でした。
まとめ
今の限界値は出せたと思います。
ストロボフィルター使うと色々遊べて楽しいし、今更ライティングが面白いです。
結婚式も引っ越しも終わったので、covid-19さえ落ち着けば、写真撮りに色々飛び回りたいです。
次はいつどこで撮れるやら・・・