このほど、メタルバンド「YouRaw」のライブ撮影の機会をいただきました。
これまで年に数回参戦してたオーディエンスでしたが、全エリアパスも託され撮影してきました!
音楽の感想は「音楽は聴くもの」と音楽知識はかなりプアなので、撮影時の設定、ポジションどりや気を使ったことなどを書いていきます(´ー`)
YouRaw
東京で活動しているAdult Oriented Metal Bandです!

音源はYouTubeにもあります!
キッカケ
YouRawのボーカル・Masaさんと本業の方で仲良くさせてもらっていて、ライブにも年に数回お邪魔してました。
そして今回は平成最後のライブで、かのXもライブをしていた目黒鹿鳴館で開催って事で、前々から「今回は写真も撮りますねー」と伝えてました。
その時はオーディエンスとして「聴く:撮る」を「8:2」くらいに考えてました。
(いつも写真撮ってるお仲間もいらしてましたし、邪魔にならん程度に)
が、前日になって状況が一変。
いつものカメラクルーが欠席、

写真は(本名)さんが頼りになってしまいましたので、ちょこちょこ撮って下さい。
この時点では「失敗できひんなー」程度でしたが、当日出発しようかと用意してたら再度LINE。

バックヤードパス渡したいのと、楽屋でメンバーショットもお願い
マジかーーーーーーーガチやんかーーーーーーー(絶叫
あわててストロボ突っ込んでダッシュで家出ました(^^;)
という顛末でオフィシャルメンバーとして撮影してきました 笑
↓終わったあとのツイートですが・・・笑
YouRaw平成最後のライブでカメラマンさせてもらいました。
— ろべ (@PhotoOfficeR11) December 15, 2018
下手くそカメラマンには荷が重かったなぁ 笑
明日現像して仕上げます! pic.twitter.com/lIbxuPWT1J
今回の装備
鹿鳴館のライブ自体は2回目の参戦だったので会場は知ってますし、関係者onlyの2階席も入れることを確認してシステムを組みました。
カメラ
EOS 5D Mk.3
EOS Kiss X4
レンズ
SIGMA 15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE
EF 35mm F2
EF 50mm F1.8
その他
クリップオンストロボ
予備バッテリー
いざ撮影
メンバーショットについては楽屋での撮影なので割愛。
事前にライブ撮影経験者のブログを漁ってざっくりと設定を決めました。
- マニュアルモード
暗い中動く人を撮るので、シャッタースピードが第一。だけど絞りが開放だと被写界深度が浅くなって最悪ボケる。ので、この2つはコントロールしたい。 - レンズ特性も考慮して絞りは1/3~1段絞ってシャープに
上記理由にプラスで装備レンズは少し絞ると写りがシャープになる代物だったので。 - シャッタースピードは1/160を軸に調整
ライブの撮り方を調べると、だいたいが1/100~1/250くらい。手持ちレンズと経験からこんなもんかと。 - ISOはkissで3200、5D3で6400を上限にしたISOオートで対応
ノイズが乗るのは仕方ない。が、乗り過ぎも良くない! - 静音連写シャッターモード(ここ重要)
音楽撮るのにカメラが五月蝿いのはダメでしょう。 - 評価測光
測光はオートです。そこまで気が回りません(;^ω^)
結婚式二次会撮影での経験、カメラ特性と自分の力量を加味して決めました。

撮影イメージ
「どんな写真が欲しいか」ということはとても重要で、これまで参戦してきた経験とフライヤーやホームページを見てイメトレしました。
また楽屋で直接欲しい写真(今回は全体、メンバー個人(特に若手))を聞いておきました。
あくまでメンバー(写真を受け取る方)がほしい写真を撮ります。
自分の趣味を押し付けるのは今回は違うので。

撮りまくります!
鹿鳴館は2階層に分かれていて、2階は関係者席(ライトや音響さん)ですが、今回はバックヤードパスがあって、その関係者席からも撮影できました。

2階席じゃないと撮れない写真、メンバーのソロショットやステージ全体図を積極的に撮ります。





ただ、それだけじゃワンパターン。
下から、オーディエンスも含めた写真があってこそライブですよね。

と、結果5D3、Kiss X4と合わせて845枚撮ってました 笑
ピンぼけ、被写体ブレ(シャッタースピード設定ミス)等々落としたセレクションの結果、使える写真は346枚でした。
デジタルカメラだからこういう撮り方ができますけど、フィルムしかない時代のライブ写真撮ってたカメラマンって化物ですね・・・(;^ω^)
反省点
全体的にうまく撮れたかなとは思いますが、魚眼は使わず。
最前列に行って魚眼で撮るとか、足を使った撮影ができてなかったかなと思います。
※とはいえカメラマンが目立つライブはダメなので、バランスが難しいですが・・・
また他の会場で同じように撮れるかというと、そこはなんとも言えないですね。
鹿鳴館はライブハウスとしては大きい箱なので、比較的空間的な余裕があって動き回れましたが、小さい箱だとなかなか難しいと思います。
