2024/06/22『贅を堪能する 大人の列車旅』に写真を提供しました!

クジラの撮り方~沖縄ホエールウォッチング~

撮り方
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沖縄編第二弾!

今回の沖縄旅のメインイベントはホエールウォッチングでした。
冬の沖縄といえばクジラですから!

いろんな想定をして準備をしたけど、本当に難しかったのでその記録を後世に・・・w

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ホエールウォッチングの申込み

まずツアーへの申込みですが、気象条件、波の状況等々あるので予約は週間天気予報が公開されるあたりから埋まり始めます。

ここでしくじって、予約するはずだった会社の予約が埋まってて焦った。。。

今回は沖楽のサイトからトータルマリンスポットNEWSさんのツアーに予約しました。

夫婦2人で1万円、旅行支援の「おきなわ彩発見NEXT」対象で、ポイントを使って8,000円で参加できました。

使用機材

ろべの使用機材

  • Canon EOS R6 Mark II
  • Canon EF70-200mm F4L IS USM

実は沖縄旅に向けてR6 Mark IIを購入していましたヽ(=´▽`=)ノ
当初はR5購入のためにコツコツお金を貯めてましたが、高画素機で高速連写ということでメディア(CF Express)やファイル保存用のストレージ、カードリーダーの費用も高額になること、高画素機ということで暗部に弱いということで星景写真向きじゃないこと、タイミングよくR6 Mark IIが発売されたこと、LCCに機材を持ち込むのに少しでも軽いほうがいいこと等々検討した結果R6 Mark IIを購入に至りました。

ちなみにEF24-105mm F4L IS USMはドナドナされ、RF24-105mm F4L IS USMに進化しました。めちゃくちゃいいレンズになったなぁw

オクサマ使用機材

  • EOS RP
  • RF 24-105mm F4L IS USM

本当はSIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Comtemporaryを使用する予定でしたが、オクサマが独身時代に行った奄美大島でのホエールウォッチングの写真を見たところ、長くても200mmあればいいくらいに近づくということで、万能レンズをオクサマにお貸ししました。

【参考】ガイドさんの使用レンズ

NEWSのガイドさんの使用レンズはEF 100-400mm F4.5-5.6L IS II USMでした。
一番前の席に座ったので、70-200の白レンズを見て「僕のレンズこれなんだけど、実際近づくとちょっと長すぎるんだよね。。。」と仰ってました。

参加者向けのアルバム撮影用なので、近づけなかった場合向けに400mmまで必要なんだろうな~という感じでした。

設定

天気は曇、船上ということでこちらも動くし、クジラも動く。
そうなるとシャッタースピードを稼ぐこと、ISOは高くてもブラさないことが大切です。
となると設定はマニュアルか、シャッタースピード優先モード(Tv)一択です。

あとR6 Mark IIということでAFモードを「動物優先」に。
本当に食いつき、追尾がよく、よっぽどのことがない限りAFは外さないです。

さらにさらに連写は最大40コマの高速連写モードに設定しました。

いざ実戦!

船酔いとの対決

ええ、ホエールウォッチングは諸先輩方のブログを拝見すると「船酔いでクジラどころじゃない」「アネロン必須」「船酔いしてて写真なんて撮れない」という文字が並びます。

それもわかっていたので、沖縄に向かう前にアネロンを調達。

出航30分前に服用して乗船しました。

が、冬の沖縄は風が強く、外海もうねりが強く。。。クジラを見つけてエンジンを止めたところで「うねり」の影響が強くなった瞬間にオクサマダウン。

私も吐きはしなかったものの、昼食が食べられなくなるくらいのダメージを負いました。

本当に船酔いとの戦いです。

ホエールウォッチングの結果

天気は良かったものの周期の長いうねりもあり、すぐには発見できませんでした。

一発目のテール・・・ピンボケです。
どこに現れるか、ずっと警戒してるんですが捉えきれない。。。
今回一番ホエールウォッチングの写真っぽい

どうも発見した場所が水深18mという浅瀬で、大人のクジラは潜れない(大人のクジラが全長18mくらいで刺さっちゃう)とのことで、なかなか「ホエールウォッチングっぽい写真」を撮れません。

しかもジャンプだったり、大きくバタバタするのは威嚇行為になるということで、丁寧なホエールウォッチングをしているので滅多に広告のようなものは見られないらしいです。
※見られるとしたら子供が遊びでやったりとか、ホエールウォッチング協会の規則違反をするような雑なツアーか、攻撃的になっているときのようでかなり稀とのこと。
と、思ったら翌日とか大当たりの日だったらしいです。。。w

今回遭遇したクジラ御一行は親子と見守りクジラ(子供狙いのクジラ、、、光源氏みたいなマッチングをするらしい)だったので、終始リラックスした団体だったようです。

これは最接近したクジラ。ホント背びれを見ることがほとんどでした。

この写真を撮ったあと、私もこれ以上ファインダーを除いたらマーライオンになること間違いなし、という判断から撮影を止めました。

オクサマ
オクサマ

顔白いけど大丈夫?

ろべ
ろべ

いまファインダー除いて撮ったら逝く。。。

そんなこんなでタイムアップ。
思い描いてたような写真は撮れませんでしたが、野生のクジラを観察できて満足しました。

反省点

RAWバーストモードを設定しておけばよかった。。。と書きながら今思いました。

フルサイズEOSとして初めて、RAWバーストモードを搭載。約30コマ/秒、AF追従の高速連続撮影が可能です。また、プリ撮影を[入]にすることで、シャッターボタンを押す直前(約0.5秒前)から記録を開始。鳥が飛び立つ瞬間などワイルドライフ撮影はもちろん、人物撮影、スナップ撮影でも、一瞬の表情や動きの変化など、これまで撮り逃していたシーンを撮影できます。

https://cweb.canon.jp/eos/lineup/r6mk2/feature-af.html

クジラが出てくる場所が分からないまでも、シャッターを押すちょっと前を記録できるモードをR6 Mark IIになって初めて付いたのに。。。

ただ他、今やれることはやったかなとは思います。
他にあるとしたら朝ごはんを「ポーたま」にせず、もう少し軽いものにしておくべきだったかな。。。とかそれくらいです。

気象条件、海況なんかは運なので。

まとめ

クジラの撮り方は、

  • シャッタースピード優先、1/800~1/200秒
  • ISO値は上限設定で8000くらいに
  • 写真に集中しすぎず、船酔いしないことを第一に
  • 機材の機能に頼る(AFとか)
  • レンズは70-200あたりがベスト、18-300mmみたいなレンズがいいかも

という感じです。
あとは言い方悪いですが運ゲーです。

気象条件、海況、クジラの出現場所・・・自分じゃどうにもならない要素が多すぎるので、いい条件に当たったときにベストを尽くせるように船酔い対策するのが先決です。

実際、当日のNEWS体験談を見ると、午後は顔まで見られたそうで。。。

我々夫婦としては、沖縄に行けただけ運が良かった(出発日は関東地方、雪降ってましたし)と思います。

ホエールウォッチング、みなさんも体験してみてくださいね!

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