2024/06/22『贅を堪能する 大人の列車旅』に写真を提供しました!

【0 to 3776】キャンプ場から宝永山荘

海から富士山~Sea to 3776~
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2日目行ってみましょ~( ´∀`)

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2日目スタート

前日20時に就寝して2度ほど目が覚めましたが熟睡できました(・∀・)

朝飯(予定通りサタケのカルボナーラw)、コーヒーを飲みながらまったり準備。

というのもチェックアウトは7時からということで、山時間で起きるとどうしても時間を持て余すのでコーヒーまでゆっくり飲めました(^^)

※チェックインの時点で早められるよ?とは言われてましたが、行程も短いのでお気持ちだけ頂きました。

※表富士グリーンキャンプ場は最高のキャンプ場です(繰り返します)

ゆっくりまったりとテントを片付けて、7時ちょい過ぎに出発。

一路前日に離脱した村山道のポイントに向かいます。

表富士グリーンキャンプ場→山之村入口から東へ進み、日沢手前の村山道に入ります。

山之村には案内板もありますし、村山道の入口には案内もあるので間違えないと思います。

この辺りは動画を確認して下さい。。。アップは・・・今月中にします(;・∀・)

最古の登山道の痕跡

表富士グリーンキャンプ場から離脱したポイントまで、サクッと書きましたが30分歩いて100m下ってます・・・

道のりは4km・・・

意外に、意外に長いロスです 笑

村山道に戻って登ります。

山之村の敷地内、窪地を歩いているので、山之村利用者向けの施設も横切ります。

吊橋だけならまぁ・・・なんですが、おそらく下水管?もありこれが難儀。。。

潜れる高さでも、もちろん跨げる高さでもないんです^^;

これは写真の左側を少し登って跨いで通過しました。

これを通過して3分くらいで緑陰広場に出ます。

ここは椅子もあり小休憩できますが、山之村の施設なので火を使って食事とかは無理だと思います。

トイレを使いたい場合は管理棟に行けば使わせてくれるそうです。

緑陰広場の東縁を歩いて、村山道の東側を流れる?日沢を渡ります。

渡ったあとは赤テープを辿って北東に進みます。

ところどころ山之村のオリエンテーリングのチェックポイントがあります。

緩やかに登って行くと、最古の登山道である痕跡が出てきます。

1400年台に創建された富士山中宮八幡堂跡が出てきます。

明治37-38年頃(1904~1905年)までは茅葺屋根の社屋、馬立小屋、杖小屋等があったそうです。

この場所が馬返しということで、村山道を馬で登ってた人もここで馬を降りなければいけないとされた場所です。

さらに付近に女人堂もあり、これより先は女人禁制だったそうです。

この後ちょっと行くと、苔むした綺麗な場所に出ます。

富士山の南斜面であり、駿河湾からの南風が吹いて霧の出やすい場所ということで、素晴らしく苔が生長しやすい場所です。

その後、県道180号(富士山スカイライン)に出ますが、その手前に西河原と思われる場所がありました。

六観音又云地蔵 西河原 今廃(ろくかんのんまたいうじぞう にしかわら いまはいす)

どうも六観音(六地蔵)のお堂があったそうです。(女人堂と間違えた・・・)

この後、ヒーコラ言いながら2本富士山スカイラインを越えます。

富士山スカイラインを超えた辺りで「富士山自然休養林歩道」と交差します。

ここは高鉢駐車場と御殿庭下を結ぶBルートの交点です。

村山道は案内もあるので間違えず、直進します。

ここのあと、2人に追いぬかれ、対向で降りてくる人が1人いらっしゃいました。

・・・村山道入って初めて人に会った 笑

この後日沢を再度左岸から右岸へ渡る「横渡」を過ぎると大倒木帯・・・

潜らないと進めません・・・

これがですね、体力を根こそぎ奪っていきます。。。

トレラン装備とか、日帰り装備・山小屋泊装備ならそんなでもないんですが、テント泊装備・翌日分の水1.5Lを入れたザックを担いで120cmまで屈んで潜るということを十数回繰り返すと死にます 爆

潜るたびに休憩入れるくらいです 笑

(いまだから笑えるけど、あの時は心折れかかった・・・)

その大倒木帯を進むと「一ノ木戸跡」に出ます。

木戸ということで、役人がいて登山料金を徴収した場所とのことです。

ヤカンや割れた陶器等、人がいたことがわかる物が落ちてます。なんというか、月並みですが歴史を感じる場所です。

ココを過ぎると1合目跡にでますが、写真・動画ともにありません( ;∀;)

村山道と宝永遊歩道の交差点を過ぎると、今度は2合目の室跡がありました。(こちらは動画で・・・^^;)

この辺りから写真が激減・・・

疲労困憊で・・・

6合目到着

宝永遊歩道を5分位登ると、急に植生の高さが低くなります。

足下も土からザレ場に変わって、あぁ富士山に来たな~と思う雰囲気になってきます。

この辺りで上を見ると、宝永山荘の看板が見えます!

これがまたゴールが見えた!!!って安堵感が凄いです 笑

とは言え、疲労困憊で黙々と登るほかありません。

1歩1歩確実に登って行くと、富士宮口からの道が見えてきます。

見えた瞬間、軽装(私から見て軽装であって、小屋泊するには十分な装備)の「登り始めて10分程度」の爽やかな登山客、山ガール、お子様が軽快に歩いてます。

お子様「コースじゃないとこ歩いてる人がいる~」

・・・れっきとした登山道じゃ!手前に会った崖みたいのは日沢やぞ!!と思いながら黙々と登ります 笑

・・・が、村山道は旧道なのでロープで締め出されてます。(一般登山者が道迷いしないようにコースを切るためのロープ)

赤テープがあるんですが、赤テープもその締め出しているロープに付いている。

ここ、潜るんですか・・・と。。。

なんとか潜って(普通ならなんでもない障害)、富士宮ルートに合流、1分で宝永山荘に到着です!

宝永山荘で・・・

到着!!

チェックインして、指定の場所へ荷物を置きます。

そこで下(海)から登ってきたことを話すと、色々お話してくれました(^^)

1度ゼロ富士やった人がたまたまそこにいてお話したり・・・

宝永山荘のおばちゃん:「次の日は何時頃出んの?」

俺:「御来光は2度見たから迷ってます」

その経験者:「だよね~、1回見たらどこの御来光も変わんないしね~。まぁ富士山から見ると違った感動もあるしね~」

俺:「そ~~~なんすよ!すごい迷ってます( ´∀`)」

色々話せた 笑

一通り話して一度仮眠。疲労困憊で眠くて仕方なかった^^;

んで、仮眠して1階に降りると(寝室は山荘の2階)雲海が広がってて、山荘のおばちゃんとまた会話(おばちゃん達がエラい話好きw)。

夕飯まで寛いでたら、宿泊客のマダム2人組(自分の親世代)が降りてきて、山荘のおばちゃんが「海から登ってきたんだって!!」とかまた紹介してくれた 笑

そこで色々話してたら、次の日は精進湖畔で地図の展示(赤色立体地図と言ってアジア航測が出してる地図のイベント)を見に行くとか・・・

持ってた地形図見せたら、

マダムA「三色刷りだ!」

俺「そ~なんすよ。見づらくて仕方ないっす」

マダムA「そうだよね!!2色で十分!!」

・・・地図好きやなと思って話しして、マダムBが北○から来てることが分かって、「大学○谷だったんで北本わかりますよ~」と言ったらマダムAが大学特定してきた(゚д゚)!

ってか、大学学部の先輩ってことが分かって意気投合 笑

世間狭すぎ 爆

その後夕飯+酒も一緒、追加のビール1本奢ってもらって楽しい時間でした(・∀・)

途中で道迷いしてるその日の宿泊客を電話越しで道案内したり(地形図があったから判った)、いろんなことがあって面白かったです。

・・・疲れきってビール2本で死んでた→次の日も影響したけど次回・・・

3日目に備えて

その後、雲海のスキからちょいちょい見える駿河湾沿いの夜景も見つつマッタリ。。。

2日目の行動は・・・

7:17 キャンプ場(1,136m)

→村山道(1,067m)

→14:37 宝永山荘(2,490m)

  • 時間:7時間20分
  • 道のり:約11km
  • 標高:約1,400m

※データはYAMAPのGPSデータから

シャリバテしつつ、倒木帯で心折れつつ、村山道を完歩できました!

ここから先、表富士ルートを行くならば富士宮ルートを行くべきなんですが、大人気のルート。

富士山のメジャールートで一番短いですからね。

ここまできて渋滞とか絶対嫌なんで、宣言してたとおりプリンスルートを行きます。

この日も21時消灯のところ、20時には布団に潜って寝てました 笑

次の日の朝飯は用意してもらったお弁当です。

さて次回、よく知っているルートで日本のてっぺんまでをレポートします(*´艸`*)

 

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